3日後の4月23日(日)はいよいよ「カプースチン祭り2023」(さくらプラザホール・戸塚)の公演日です。このような大規模なカプースチンのイベントは2019年以来ですので、多くの仲間たちに会えるのがとても楽しみです。
さて、今回の「カプースチン祭り」の第3部(18:30~)に出演の紀平凱成(きひらかいる)さんが先月札幌コンサートホールで行なった演奏会のアンコール映像が昨日アップされたようですので、ここに紹介(リンク)しておきます!
→札幌コンサートホールでのアンコール演奏(紀平凱成)
これを観ていただければわかりますが、もちろんこれは当日の本番のライヴ映像で、アンコールになんと彼はカプースチンの『24のプレリュード op.53』の第1番を弾いたのです。難曲と言われている曲です。そして会場の驚きもつかの間、そのままメドレーで曲はヒゲダンの「Subtitle」へ?!
という話を以前もブログに書いた記憶がありますが、私はこのコンサートに居合わせていたから知っているのですが、アンコールでこのカプースチンのプレリュード1番を弾くことも、そしてこんなバージョンで演奏することも、私やご両親、そしてもちろん聴衆の誰も知らなかったのです。彼自身のアイデアです。しかも実際にはこの曲だけではなく、ほかにアンコールを2曲弾いています。
いよいよ数日後に迫ったカプースチン祭りの第3部ステージでは、さて紀平君はどんなステージを見せてくれるでしょうか。今回もおそらく誰にも想像がつかないものが飛び出してくると思います。表向きには、メインのプログラムに『24のプレリュード 作品53』というカプースチンの名作をメドレーで披露すると発表されていて、それはたぶん共演アーティストのThe Rev Saxophone Quartet(サックスアンサンブル)と紀平君のピアノで、魅力的な音楽が次々と奏でられるのだろうな~、と想像できることでしょう。でも、おそらく実際にはそれ以上の大きな驚きや新発見があるコンサートになること間違いなしです。こうご期待ください!
この4/23公演のチケット状況ですが、特に第3部のチケットは指定席ですが1階席がほとんど埋まっているようです。カプースチン協会経由であといくらか1階席が残っている可能性があり、当日券も含めその後は2階席の案内になるかと思います。アーティストとして、現在のThe Rev Saxophone Quartetと紀平凱成を知るための格好の機会となるでしょう。私もまた上野耕平さんらサックスの人たちと会えるのも楽しみですし、凱成君とステージ上でコラボができるのもとても稀有です。また多くの聴衆の皆さんやカプースチンファンの方々との出会いも楽しみにしています。