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富山でピアノレクチャー終わりました


昨日は東京から日帰りで富山へ。富山県ピアノ指導者協会が主催する公開講座を終えてきました。2時間の枠でトークと演奏、そして質疑応答もやって温かい聴衆に恵まれた楽しいひと時でした。

初めてのホールだったので、現地に着くまでピアノやホールの響きのことがわかりませんでした。ピアノは良かったのですがホールの響きがかなりデッドでした。これはほぼトーク中心とするのが良いかもしれないと思い、演奏するにしても音色や弱音で聴かせるような曲は弾けないかな…などと考えて少々の路線変更をしましたが、実際には5曲を演奏し、少し激しい曲も弾きました(笑)。

レクチャーのテーマは何について話しても良いということでしたので、これまでのピアノ指導の経験から自分自身が工夫してきたことや逆に自分が学んだこと、また具体的なエピソードなどを交えて話させていただきました。最後に質疑応答の時間をとって2時間余りの楽しい時間となりました。企画・主催してくださった富山の先生方に心から感謝です。
終演後は本やCDを買ってくれて、たくさんの方にサインをしました。

多くの人と触れ合えたのも良かったです。やはり地方に来て思うのは、その内容が公開講座か演奏会か、あるいはレクチャーか公開レッスンかなどに関わらず、昨日のように多くの人が喜んでくださる機会というのはとても嬉しく感じます。他の場所に行ったとしてもまったく同じ話はしませんし、演奏する曲も違います。その時その時の旬の話題やそれに対するレスポンスも楽しいものですし、新しいテーマや独自性のあるものも価値があるでしょう。毎回一度きりと思えば、一回一回のイベントが自分にとってもすごく貴重だなと思います。そしてこういうことに充実感を感じるこの頃です。

自分としては、今後もっといろんな形態のパフォーマンスができるようになったり、新企画もしていきたいとは思っています。ただ、昨日までに無意識に相当なエネルギーを使ったようで今日は体が一日バテておりました(笑)。また体力をつけて頑張っていきたいと思います。

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