先日の東京と旭川往復の道中はいろいろありましたが、現地ではとても充実した時間を過ごしました。初日はカプースチンのレクチャー&演奏のイベントで、2時間にわたってお話とレクチャー、最後に演奏をしました。カプースチンに関連したある作曲家のジャズ・エチュードも弾いたのですが、それもけっこう評判が良かったです。


2・3日目は街の中心部のグランドピアノが2台並んでいる大きなレッスン室を持つ音楽教室で、公開の形式でレッスンをさせていただきました。小学生からピアノの先生方までがカプースチンを披露してくれたり、あるいはバッハやショパンなどのクラシック曲、また2台ピアノ作品の演奏もありました。
とにかく最初から最後まで、子どもたちも含めてすべての方々がとても熱心で、私も含めて皆さん疲れというものを知らず(笑)、終始楽しく充実した時間を過ごすことができました。
小学生の男の子の一人は、カプースチンのエチュードや『24のプレリュード』からテンポがかなり速くリズムのがある曲をすでにレパートリーとしていて、私は思わず紀平凱成(かいる)君が中学生の頃にプレリュードの第1番や第24番という難解な曲を持って来た時のことを思い出しました。でも先日の男の子はなんと9歳ということでしたから驚きです。


とにかくレッスンでも楽しい出会いがたくさんあったし、旭川では今回も高校時代の友人や以前からの知り合いの方などとの再会もあって、やはり地元というのは特別な場所かもしれないと感じました。また必ず行くつもりです。

最近これが好きで(笑)。現在のマイブームです。