Site Overlay

ツィメルマンがカプースチンを弾く!?


今ピアニストのクリスチャン・ツィメルマンが日本でツアーをやっているようです。ピアノリサイタルではこれまで珍しかったことかもしれませんが、今回ツィメルマンは演奏曲目を事前に公表せず当日発表するという形で行なっているようです。そんなわけで、聴衆として参加した人たちからの情報が流れてきたことで、ツィメルマンがプログラムになんとカプースチンを入れていたということを知りました。

おそらく演奏されたのは『24の前奏曲 Op.53』からの1曲(第9番?)だったようですが、あのツィメルマンがガーシュインやカプースチンを入れるとは少なくとも私は考えたことがありませんでした。いよいよ時代がそうなったということなのでしょう。彼が今回演奏したカプースチンは小さな曲が1曲というレベルではありますが、それでもこのニュースは大きな影響力を持ちそうです。

話は少し飛びますが、今月初旬にアメリカのカーネギーホールでリサイタルをやった辻井伸行のアンコールでも、カプースチンのエチュードが弾かれたようです。それに続く数日前のオスロでのプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を弾いたコンサートでも、彼はアンコールにカプースチンを弾いたそうで、少なくともすでに彼は世界で一番カプースチンをアンコールで弾いたピアニストであることは間違いありません。その意味では彼の影響力もあまりにも大きいです。とにかくカプースチンはどこで弾いても聴衆たちがとても喜ぶようで、もうやめられない、という感じなのでしょうか。

ツィメルマンの話に戻りますが、彼のようなピアニストが取り上げてくれたのは、やはり楽譜がショット社から出るようになったことも大きいかもしれません。カプースチンの楽譜は、長らくソ連時代に出版されたものと日本版以外には自筆譜しかなかったのです。もしそのままの状況だったらここまで広く世界に届けられなかったかもしれません。

そして今日はカプースチンつながりでアメリカからまた別の朗報も入ってきました。そのことで今日は一日中テンションが高めだったのですが、またこれについては近々ブログでも書くことがあるかもしれません。

(※昨夜数時間にわたるインターネットの障害があってサイトに繋がらず、この投稿↑は昨日11月18日の22時頃に投稿する予定のものでした。)

上にスクロール
Translate »