昨日、静岡県磐田市の日本ベーゼンドルファー本社に行ってきました。
大学生・高校生から小学生まで含めて総勢30名ほどで貸切バスでの日帰り旅行[:バス:]
朝7時30分集合、夜10時過ぎに解散という長い一日でしたが、とても楽しく充実した旅行ができました。
昨年ピティナのステップアドヴァイザーとして初めてここを訪れたのですが、その時参加者たちの弾くピアノの音の素晴らしさに感動したので、いつか学生たちを連れて来たいと思っていました。それがこんなに早く実現しました。
ベーゼンドルファー社長の吉澤さんとは、あるコンクールで知り合ったのが最初で、もう10年くらいのお付き合いでしょうか、今回もとても良くしてくださり、楽器は最高のインペリアルを提供してくださり、贅沢な環境でコンサートをさせていただくことができました。トータルで3時間半以上ものプログラムを皆で弾かせていただきました。
演奏会終了後は、アンコールコーナーでまだピアノを弾き続ける人、2階の展示室を見たり、そこに置いてあった2台のピアノが向き合っているという珍しいスクエアピアノを弾いてみる人。自動ピアノで歴史的なピアニストの演奏の再現を聴かせていただいたりと、皆それぞれに楽しんでいました。
この二人は楽譜も見ずに即興でメンコン(すみません、メンデルスゾーンのVn.コンチェルトのことです)やらチャルダッシュ、チゴイネルワイゼンなどメドレーであらゆる名曲を弾いて周りの者たちを驚かせていました。
帰りには浜松楽器博物館も訪ね、盛りだくさんの旅行となりました。
(他の団体さんも一緒に入ってしまいました。)
予約していた地元レストランで夕食を美味しく頂き、お腹を満たしたあと帰路についたので、きっと帰りのバスの中ではみんな疲れて眠り込むのだろうと予測していましたが、とんでもない、大学生たちなんて最後の最後まで喋り続け、笑い続け…、思ったよりみんなタフで元気なのですね。正直びっくりしました。
企画はそれなりに大変でしたが、これほど充実したイベントだったらまた何かやりたいですね。