Site Overlay

楽譜の校訂編集作業始まる

モスクワのN.カプースチン氏から赤ペンの入った楽譜の原稿がついにドンと届きました。
切手もドカッと貼ってありますが、ロシアからの郵便物も最近は思ったよりも早く着くようになった気がします。助かりますね。

さっそく中の譜面を取り出してざっと眺めてみましたが、さすがにいくつかの部分で訂正が入ったカプースチンの指使いには、軽く見落としがちな些細な部分にbetterなものがかなりありました。これはもちろん校訂にすべて反映させなくてはなりません。

とにかく膨大な作業に取り掛からなくてはいけない時期がまた来てしまいました。ほかにもいろいろあって、大きな仕事をいくつも同時に進めなければいけないのは大変ですが、とにかく人気のOp.66-2を含む「3つのプレリュード」やソナタ・ファンタジー、その他ピアノソロ新作群を含む未発表の作品を大量に盛り込んだ楽譜が、一日も早く皆さんの手元に届くことを夢見ながら頑張るしかないですね。これから大変な日々が始まりそうです。どんなに早くてもあと2〜3ヶ月くらいはかかるでしょうか。下手すると半年や一年はすぐに経ってしまうので、すべては、こう勤勉に見えても(見えないか?)かなり気まぐれな私の作業の仕方にかかっているので、責任を重く感じています。あー、時間をどう捻出すればいいのだろう。しかも楽しみながら仕事をしたいという贅沢な気持ちもあるし。どうかあまりプレッシャーをかけないで新しい出版物をお待ちいただければと思います。

上にスクロール
Translate »