今日は、東京にも初めての本格的な雪が降りました。
と同時に、ロシアから校正楽譜がドンと届いてしまいました。
この小包にたくさん貼ってあった切手の中に、一つだけ可愛らしい雪だるまの切手が!
これを貼ったのは誰でしょう(?!)
受け取った人を喜ばせようという気持ちが入っていますね、間違いなく。
よく見ると、新年用の特別切手でした。
さて荷物の中を開けると、当然ながら校正楽譜に赤ペンで修正がたくさん入っています。
いくつかのページには、綺麗ではあるけれども解読不可能なロシア語の手書きの指示がたくさん入っており、さっそく気が遠くなってしまいました。これだから編集の仕事は先が読めない。「あと1年はかかりますな、これは…」と言いたいところですが、それを言わずに超特急で仕事をこなしていくのが私の役目です。保障はできかねますが…。まあ今日もせいぜい頑張るとしましょう。
>川上先生
演奏家のカタカナ表記がレーベルによって変わるというのも大きな問題ですよね。
例えば、ツィメルマン/ジメルマン/ツィマーマンとか、ボレット/ボレなどが典型で、Zimermanを「ツィマーマン」として認識している人は、ヘタすると「ジメルマン」を同じ人とは気づかないといった問題が起こり得ます。できる限り統一した方が親切ですよね。
NHKは、できるだけ元の発音に近い表記をするコダワリがあるのか、例えばアバドをアッバード、ピリスをピレシュと表記していますが、個人的には、CDなどで親しんでいる表記に統一した方が良いと思っています。
日本語表記は本当に困りますよね。
おっしゃるとおり、メットナーとメトネルは確かに同一人物です。
でも、リヒテルとリヒターは同一人物ではないことがあります。(笑)
ドイツ語圏では皆、“リヒテル”のことを“リヒター”と呼ぶのになぁ…。
ご無沙汰しております。
うちのブログでも表記の話題が結構出ます(アンデルシェフスキとか)。インターネットでは検索時のキーワードの問題があるので結構敏感にならざろう得ません。