このブログで7月初旬に告知していましたが、今週10月13日~16日に東京で行われたピアノの国際コンクール(Japan Piano Open)は、台風で開催が危ぶまれたものの一昨日に無事に終了しました!

コンクール結果は以下の通り
→Japan Piano Open International Competitionコンクール結果
十数か国から40名ほどの参加者(申し込み)がありましたが、実際には台風の影響などで参加できなかったコンテスタントも数名いたようです。
今回は日本人の参加者勢がかなり健闘し、第1~3位はすべて日本のピアニストという結果になりました。入賞された皆様、本当におめでとうございます。そしてファイナリストになられた10名の方々、また本選には残らなかったものの、予選で素晴らしい演奏をしてくださった外国からの参加者も大勢いました。
第1位入賞者には30000ユーロ(約360万円)、2位には15000ユーロ(約180万円)、3位には5000ユーロ(約60万円)という高額な賞金が与えられます。年齢制限は34歳くらいまでは受けられますし、プログラムもそれほど大きなものではないのでぜひ多くの人に挑戦してもらいたいコンクールでしたが、日本では第2回目ということでまだこのコンクールを知る人が限られていたかもしれません。
上位の5名は2021年5月にマルタ島で行われる世界大会とでもいうべき大きなコンクールに派遣されることになります。世界14カ国で音楽祭&コンクールが開催され、2~3年がかりで世界中を回って最後にマルタ島のコンクールで完結するという大規模なイベントで、European Foundation of Support of Cultureが主催しています。今後さらに多くの人たちに注目されていくことと思います。
14カ国で行われているコンクール詳細はこちらをご覧ください。
→14 ways to Malta( 14カ国のコンクール開催地)
13日は交通機関がまだ麻痺してたため開催できず、急遽14日からのスタートとなりましたが、無事に16日の府中の森劇場ウィーンホールでの本選を終えることができました。

審査をしてくださった先生方、伊藤恵先生、ニキータ・フィテンコ先生、中井宣仁先生、このコンクールで3日間ご一緒できて光栄でした。フィテンコ先生はアメリカからのフライトが2度もキャンセルになって大変でしたが来日できて良かったです。本当にお疲れさまでした。どうもありがとうございました。