年末年始はあちこち外国の友人とやり取りしていましたが、ロシアのカプースチンも元気に新しい年を迎えたようで嬉しいです。
ところで、カプースチン・ファンには朗報ですが、オール・カプースチン作品による新しいCDが今月リリースされるようです。地球の裏側でのカプースチンの強力な伝道者、あのスペインのリュドミル・アンゲロフが、友人のピアニスト、ダニエル・デル・ピノを共演者に迎えての1枚で、曲目は以下の通りです。
・2台ピアノとパーカッションのための協奏曲 Op.104
・8つの演奏会用エチュード Op.40(ダニエル)
・ピアノソナタ 第14番 Op.120(リュドミル)
・「マンテカ」による2台ピアノのためのパラフレーズ Op.129
これまた大きな仕事をしてくれました。
1曲目のパーカッションとの作品はおそらく世界初演奏、初録音ですね。ピアノソナタ14番はこれも初録音でしょう。近々聴けるのが楽しみです。
アンゲロフはカプースチンのピアノコンチェルトの作品も演奏して世界に紹介しているし、その活動には目を見張るものがありますね。
ところで、カプースチンは偶然、私の昨年リリースしたCDプロモ・ビデオをネット上で見つけたということでビックリしました。日本アコースティックレコーズのサイトに置いてくださってある動画だと思いますが、彼は日本語がわからないのによく見つけるものだなと。
思ったのは、やはりカプースチンファンはもう世界中にいるのだから、こういうPV動画もちゃんと海外向けにトークも英語で喋るなり、英語の字幕をつけるなりしなくてはいけませんね。ちょっと怠惰だったと反省します。