今年の8月に参加したペルージャ音楽祭のことはブログにも書きましたが、世界から集まってくる若い音楽家たちに好評らしく、ここ数年で音楽祭はさらに発展中の模様です。
早くも、来年2012年の夏の開催が決まり、ホームページが更新されました。
以下です↓
ペルージャ音楽祭2012
トップページで見られるものを含め、今年の音楽祭の様子が編集された動画がいくつかアップされています。私の生徒たちもいくつかの動画に写っているようです。動画を見ると、とても楽しかったことが思い出されます。
コンサートだけで20回、レッスンは毎日。あれほど充実した音楽三昧の日々を過ごすことはそうそうできないと思います。
セミナー中のレッスンの模様を元ピティナのスタッフ菅野恵理子さんが取材してくれて、ピティナのホームページに載せてくれました。私などが語るよりもうまくまとめてくださっているので、もう一度そのページをリンクしておきます。以下です↓
http://www.piano.or.jp/report/04ess/itntl/2011/08/12_12997.html
それにしても、ペルージャの音楽院の前で菅野さんに会ったときはビックリしました。まさか、初めて来た知らない外国の場所でよく顔を知った日本人と会うとは思ってもいなかったので、内心かなり感激しました。ピティナから派遣されて、一人でヨーロッパの5つほどの音楽祭を取材に来たということで、すごいなと思いました。
菅野さんとはピティナのコンペティションでも昔からお世話になっていましたが、それ以外にも偶然出くわすというパターンがとても多いのです。彼女は英語が堪能でフットワークも軽く、どこで会うか予想のつかない人です。たしか私が昨年ラ・フォル・ジュルネで演奏したときにも突然現れて、取材をし始めるというシチュエーションがありましたし、初めてお会いしたのは北海道のコンクール審査においてだったような気がします。たしかその時は通訳としてでした。日本人にはない国際的な感覚をお持ちなので、ピティナにはこんな人もいるのか、と思ったものです。そういう意味でも私の尊敬するレポーターの一人です。
今年の夏、日本から行った我が門下生たちは、英語がままならないとはいえずいぶん積極的に外国人の友達を作ったようで、来年も絶対に行く!と意気込んでいる人ばかりです。
まあ一応また来年も私は正式に招待されたので、どうしましょうか、また行きましょうか。日本人ばかりが増えると困るのではないかなとも思いますが。