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コンチェルトたくさん聴く

今日の大学での実技試験でコンチェルトを15曲も聴きました。
というのは、大学の付属高校2年のピアノ演奏家コースの試験だったのですが、高2はソロを弾いてもコンチェルト(協奏曲)を弾いても20分に収められればどちらを自由に選んでも良いのですが、17人中2人を除いてすべての人がコンチェルト選曲でした。

今日弾かれたコンチェルトは、ベートーヴェン4番、メンデルスゾーン2番、ショパン1番、2番、シューマン、リスト1番、グリーグ、サン=サーンス2番、4番、チャイコフスキ1番(2人)、ラフマニノフ1番、2番、ラヴェル、プロコフィエフ3番。
これだけバラエティーに富んでいました。曲の難易度から言ってレベルが高いといえば高いですよね。高2は自由曲なので、最近はコンチェルトを選ぶ傾向がこれほど強いのです。まあ流行のようなものでしょうか。試験ではもちろん2台のピアノによる演奏です。同じ曲を何度も聴かされるよりはかなり楽しかったと言っても良いでしょうか。

さてコンチェルトと言えば、いよいよカプースチンのピアノコンチェルトも東京でも演奏します!
日時は6月1日。平日の夜公演となります。もう3ヶ月を切ってますね。
この日、カプースチンのコンチェルトが2曲初演されます。(私はそのうちの1曲を演奏予定。)
カプースチンによってこれまでに作曲された6曲のピアノコンチェルトは、今ならどれを演奏しても日本初演です。しかもすべてが名曲すぎて…。
先月の演奏会で高沖氏がステージ上のトークで語っていたように(そんなのあった?笑)、3番と6番だったら世界初演となります。超大編成の3番、それに16人という小規模ビッグバンドで演奏される6番。まだ誰にも演奏されていないのです。これらの演奏はいつになるのでしょうか。

詳しくはまたブログで告知したいと思います。

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