昨日は富山アイザック小杉文化ホール ラポールでのトークセッション&リサイタルの公演、無事に終わって昨夜帰ってきました。


今回はウィーンから無事に帰還して(笑)ギリギリ間に合うかどうかという、そんな気を揉むような状況で関係者の皆様方にはご迷惑をおかけしたと思います。無事に開催できて本当に良かったです。
20日間もずっと外国のものを食べていたので、日本食だけでも有難いのに富山では美味しいものにたくさん出合えて嬉しさも倍増。
今回は1日目に数名のレッスンの会をさせていただき、翌日はホールで演奏会という流れでした。
第1部「お話」で聞き手役をしてくださったのはピアノの先生でラジオのパーソナリティもされていているという大道友萌子先生で、さすがにお喋りは慣れていらっしゃり私はとても話しやすかったです。時間の縛りがなければもっと長く続けていたかったくらいです。実際に話は盛り上がって予定より長く時間をとって、休憩時間を少し短縮して第2部「演奏」の部に移りました。

ひびきホールのスタインウェイは楽器も調律も素晴らしく、またリハーサルの時にわかったのですが、このホールの客席のどの場所で聴いても、音が一定して細かいニュアンスや音色まできれいに聴こえるという抜群に良いホールでした! 自分自身には普通のバランスで聴こえているのに客席では理想的な響きで聴こえる、というのはある意味で私が好きなパターンです。自分には夢のように美しく聴こえているのに客席にはそれほど良くは聴こえないというホールもあります。ピアノも弾きやすく、照明も細かいニーズに応えてくれてトークも演奏もしやすく、本当に素晴らしい環境でした。またここで弾きたい!と即座に感じるホールでした。
この演奏会にはいろんな方が来てくださっていました。富山県内はもちろん、県外から来られた方もたくさんいらっしゃって嬉しかったです。また、過去にいろんな場所でお会いした懐かしい人や関わりのあった方が来てくれていて、サイン会の時に多くのサプライズがありました。それもすごく嬉しかったです。

いつものことですが公演中の写真は残念ながらありません。
雰囲気だけしか伝えられないですが、とても居心地の良い空間でした。
そして富山は住み良い場所なのですね。以前は全く違う場所で知り合った人が、現在は富山に住んでいるという人も何人もいました。今回は短い時間でしたが、私もぜひまた訪れたいと思いました。
皆さん温かく迎えてくださって本当にありがとうございました。

