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テレビ番組二件

昨日の「徹子の部屋」に辻井伸行君が出るというのを聞いていたので、録画して見ることができました。こういう番組を見ると、彼も「テレビの人」だな、とつくづく感じるものです。
ラフマニノフのパガニーニの主題による変奏曲の第18変奏(あの有名なメロディです)を自分なりにソロに編曲したものを弾き、そのあとに番組のテーマソングをピアノの椅子に後ろ向きに座って両手をひっくり返して演奏したのですが、その奇抜なパフォーマンスは一体誰の発案だったのか…。でも、そんな遊び心は少年モーツァルトの逸話にも共通するものだから、まさに辻井君らしいとも言えるのですが。

今年は彼には昨年よりも頻繁に会うことになりそうです。
さっそく再来週のサントリーホールのコンチェルト(プロコフィエフ3番&ラフマニノフの3番)も聴きに駆けつける予定です。

彼の番組の録画を観たあと、同じく録画していた「テレビでフランス語」を久しぶりに観ましたが、NHKの語学講座は最近はネイティブのインタビューやナマの会話の部分を非常に多く取り込んでいるので嬉しいです。この傾向は本当に嬉しい限りです。フランス語の番組でもそうでしたが、ロシア語の講座はもっとすごくて、2ヶ月分のテキストが566円で買えるのですが、8回分の番組でなんと50ページ分以上のロシア語と日本語の対訳テキストが載っているのです。訳も良いので、このテキストは毎回買って保存版にして良いほど貴重だと思えます。文化やアートに関する話題が多いことは多いですが、実際の会話やシチュエーションの中で知らない単語がものすごくたくさん学べて、今の自分にとってはこれ以上に効率の良いテキストはないです。
語学の勉強に関しては、もう35年間にわたってNHKの講座にお世話になっているので、日本の外国語学習番組の進化度合いについては強く感じるものがあります。

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