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カプースチンに会ってきました!

昨日は朝早くにアルバート通りのマクドナルドで朝食をとり(私たちには珍しく!?)、午前10時半を目指してカプースチンの自宅を訪ねるべくホテルからタクシーを予約しました。

なんとそこで意外なことが!
ホテルの正面玄関を出ると、そこにあの高沖氏が三脚を立てて大きなテレビカメラを私たちに向けて回しているではないですか!(えーっ!?)
高沖さんと言えば、カプースチンにあの名曲『ピアノソナタ第12番』を献呈された人でもあります。なぜここにいるのか??
本当に彼の行動は昔から読めなかったのですが、私がこの日にカプースチンを訪ねることを知っていて、直前のこの瞬間に合流するスケジュールを最初から立てていたのか…それとも?? それは現在のところ謎ですが、そんなことはもうどうでも良い、とにかく私たち夫婦と高沖氏の3人で今回はカプースチンを訪ねることになりました。

もちろんカプースチン夫妻も11年ぶりに訪ねてきた高沖氏にはビックリしていたようですが、でもとても喜んでいましたね。

今回は、私がカプースチンの幻の名作『ピアノ協奏曲第3番』を彼の前で全曲を弾いてコメントをもらったり質問に答えてもらったりするのが一つの目的でした。この曲は作曲から30年以上、まだ世界の誰にも演奏されていない難曲であり傑作なのです。私はこの曲の初演になんとか漕ぎ着けたいと思っているところなのです。

いやもうとにかくカプースチンとのセッションは楽しく貴重な体験で、その後の食事を囲んでのお喋りも夢のようでした。詳しくはまた書きたいと思います。


忙しいスケジュールを縫ってモスクワまで足を運んでくれた(もう本当にビックリした!)高沖氏には早くもここでお別れの時間。

夜は私たちはまた知人と会って、ウクライナ料理のレストランで食事をしました。


これはデザートではありません。赤カブと人参とポテトとニシンのサラダですが、とても美味しかった!

昨日は、時差ボケのため深夜0時に起きたので、ほぼ24時間連続起きていたことになりますね。明日からはもう少し規則正しい睡眠をとりたいです…。

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