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大学でカプースチン講座

またもや長い期間、ブログの更新を怠ってしまいました。
ところで先日、自分のメインPCを普通に(スリープ状態から)開けると、突然!(本当にそう思いました)Windows10のインストールが始まってしまい、ただただ見守っているうちに数時間後にアップグレードされてしまいました。(実際は夜だったので途中で寝てしまったが。)
その後特に不具合は生じていないようなので良かったのですが、本当にビックリしました。(笑)
どういうことだったのだろう??

さて最近はカプースチンの話題ばかりでしたが、もう少し続きそうです…。
先日の「カプースチン祭り」では、いくつも感動する名演奏があり、あれをたった一度しか聴けないなんて本当にもったいないです。生演奏は1回きりで仕方ないですが、いずれ動画などで公開されることを願っています。

ところで、明日は母校というか勤務している東京音大の『作品解釈』の授業で、私が講座「カプースチンについて」をやることになっています。これまで、外会場でカプースチン公開講座のようなものは、全音から楽譜が出版された後の2005年からもう100回ほどはやってきたと思うのですが、音楽大学で授業として行うのは考えてみれば初めてかもしれません。第一回が東京音大でできることになったということは嬉しいことです。
講座の内容は今から最終の詰めをするところですが、カプースチンの音楽に対する多くの人が漠然と持っているであろう誤解を解くことと、クラシックとそれ以外の音楽ジャンルの関係をどう捉えるかがちゃんと説明できれば良いかなと考えています。とにかく重要な作曲家であることを知ってもらいたいと思っています。生演奏や映像も盛り込む予定です。

ちなみに、東京音大の『作品解釈』という授業は私が学生時代から存在するのですが、ピアノの学生が中心で、7月までの授業のテーマにはカプースチンに続いてリゲティ、そしてブーレーズに焦点を当てた講座が並んでいます。ほかにフォルテピアノに関する講義も。それぞれ専門的に得意とする講師が来て授業を行なってくれることになっています。今学期はなかなか「濃い」コンテンツとなりました…。

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