その後、少しだけ夏らしい気温の日が数日続きましたが、夜になると涼しくなるので昨年よりはるかに過ごしやすいです。
日本から連れてきた学生たちもそれぞれ楽しくやっているようです。
私もレッスンをしたりしながら自分の練習もしなければいけない日が続いており、また毎日演奏会があるので聴きにも行きます。イタリアのリラックスした雰囲気を満喫しつつ、けっこう毎日忙しい日々を過ごしています。
ところで、昨年レッスンした子だったので私もはっきり覚えていたのですが、アメリカから来た男の子で自ら作曲もし、しかもカプースチンも弾くというBenjamin君(ちょっと変わった感じが妙に天才っぽい)は、先日のコンサートでカプースチンのプレリュードとフーガ1曲と自作のプレリュードとフーガを1曲披露しました。(ただ、彼は『プレリュードとフーガ』なるものにしか興味がないようにも見える(笑)。)
一昨日レッスンした生徒にニューヨークからの参加でニューイングランド音楽院で勉強しているという女の子がいたのですが、彼女はベートーヴェンのソナタは楽譜が重いので…ということでiPadに楽譜データを入れてきており、iPad開いてそれを譜面台に置いて私はレッスンしました。「書き込みもできますから…」と言ってペンを出すのですが、慣れない私は書き込みだけはさすがにできませんでした。
連日素晴らしい演奏会が続きます。
昨晩は、日本から来た声楽の斉藤言子先生とその優秀な門下生たちのオーケストラ伴奏によるアリアの披露があり、本当に素晴らしかったです。


