一昨日は高松ヤマハで大学の仕事があり、またその翌日には岡山へ移動してヤマハ岡山店で「カプースチン公開講座」をさせていただき、昨日東京へ帰ってきたところです。
私は四国へ行ったこと自体がけっこう久しぶりだったのですが、実は瀬戸大橋を渡ったのは生まれて初めてです。けっこう感動しました。

ここ、ヤマハ高松店ではミニ・コンサートもさせていただきました。

こちらは岡山。正面に見える建物の中に岡山シンフォニーホールが入っているのですが、この2階フロアにヤマハ岡山店があります。
店内は広く、素晴らしいサロンがあって(残念ながらその写真がないのですが)、そこで昨日はカプースチンの公開講座をさせていただきました。
ピアノも良いし、会場もとても良い雰囲気でした。また、聴衆の皆さんの反応が素晴らしくて嬉しくなり、つい口が回りすぎてしまった気がします。あとで振り返ると、エチュードとプレリュードの曲はほとんど紹介しなかったことに気がつきました。本当にすみません。でも、心から気分良く講座をさせていただけて本当に皆さんに感謝です。
昨日私が持ち込んだカプースチンのCDはあっという間にすべて完売となりました。楽譜も売れ、カプースチンに興味を持った人もかなり多かったようです。というより、すでに全音版やロシア版のカプースチン楽譜を持って参加していた人もかなりいました。
そのようなわけでここ数日は移動と仕事でかなり忙しかったのですが、今日はロシアから帰ってきたばかりの辻井伸行君にも会い、向こうでの演奏会の話をいろいろ聞かせてもらいました。
リサイタルで弾いたカプースチンの『8つの演奏会用エチュード』では、1曲ごとに盛大な拍手があってビックリしたということでした。確かにそのような反応があったというのはすごいことだと思います。
そして、その翌日にはマエストロ・ゲルギエフの私邸(別荘)に建てられたホールで、コンサートをさせてもらえたそうです。ゲルギエフも特にカプースチンの演奏を絶賛し、大満足だったようです。
それにしても、写真で見ただけでも素晴らしいホールですね。まだ新しいホールだということで、いつか私もぜひ訪れる機会があると良いなと思っています。
