2016年に東京、福岡、大阪で初めてこのカルテットで共演してからほぼ3年が経とうとしていますが、再びこの4人のメンバーによるコンサートが来年3月20日（水）に紀尾井ホールで行われます！
3年前のコンサートも盛りだくさんの内容と楽しいステージが大好評でしたが、今回も第2弾として素晴らしいプログラムで企画されました。
プログラムにはちゃんとカプースチンも入っています（笑）。カプースチン作品からは、意外になかなか生演奏にお目にかかれない『2本のフルートとチェロとピアノのためのディヴェルティメント 作品91』を再演するとともに、『フルートとチェロのための小さなデュオ 作品156』が大塚茜さんと金子鈴太郎さんによって演奏されることになっています。この曲は2014年作曲ですからまだあまり知られていないでしょうし（私もまだ聴いたことがないです）、全161曲のカプースチンの作品リストの中ではかなり新しい曲になります。ひょっとしたらこれが初演になるでしょう。
この4人で行うステージは、以前もそのような感想を頂きましたが、おそらく「フルートとチェロとピアノだけで行うコンサート」でイメージされるものを超えていると思います。あらゆる種類の音楽が聴けて、楽しく充実したコンサートになると思います。きっとまたトークもあるでしょうし。ポール・エドモンド＝デイヴィスさんはもちろんその演奏も素晴らしいですが、人間的な魅力にも引かれます。それはステージ上から客席にも伝わるでしょう。彼はきっとまた私を絡めてトークをすると思うので、私自身も演奏以外に緊張する仕事が増えることは大いにあり得るのですが（打ち合わせなしにお客さんに向かって英語でたくさん喋るので…）、まあそれも当日何が出てくるかわからない楽しみでもあるので一緒に楽しみたいと思っています。
この演奏会のチケットはすでにチケットぴあなどでも販売を開始したようですが、今回は手売りもしますので、チケット購入の希望はお気軽にお申し付けください。
今回の公演は東京・紀尾井ホールのみですので、この機会にぜひ多くの方に聴いていただきたいと思っています。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。