昨日、3月31日(日)の「カプースチン祭り2024」でいよいよ初コラボをするお二人、はやけやま裕さんと紀平凱成君の初セッションにお邪魔してきました!

今回の「カプースチン祭り」第3部は、このお二人の共演がメインとなったステージです。
はたけやま裕さんに私は昨日初めてお会いしましたが、演奏を聴かせていただき、とても打ち解けていろいろお話ができました。カプースチンをとてもよく理解されていて、楽器はお得意のカホンを中心にシンバルやコンガ、ウィンドチャイムなどいくつかが散りばめられて、これほど効果的にカプースチンの楽曲に彩りや多彩なアイデアが加えられるとは想像していませんでした。
当日は、カプースチン・メドレーやジャズ・メドレーのほかにそれぞれのソロ曲なども披露される予定で、きっと皆さんの期待を上回るステージになるのではないかと思います。また、当日のステージでは私もナビゲーターとして加わり、出演者とのトークも入れます。今回のステージはパーカッションに光が当たることで、カプースチンをさらに新しい視点から見つめ直す機会になりそうです。多くのカプースチンファンにも新たな発見がたくさん生まれることでしょう。そんな予感がします。
パーカッションが入ると、もちろんリズムのノリも良くなりますが、音楽も多面的になる気がします。今回のようなコラボでは、ピアニストも実はさまざまな場面でクリエイティブな面を見せる必要があるのですが、そのあたりは紀平君はさすがですね。彼にしかできない新しい音楽的アプローチも見受けられます。昨年に続いて今回のプログラムもなかなか濃厚だと言えますが、これだけの内容をやってしまうだけの技量が求められます。昨日はとても楽しいセッションでしたが、まだまだ本番まで気が抜けません。
さて、ちょうど本日発売の「月刊ピアノ」2024年4月号では、3月31日に行われる「カプースチン祭り2024」が取り上げられています。今回は私が単独でインタビューを受けましたが、p.13にカラーページの記事となっております。ぜひご覧になってみてください。

「カプースチン祭り2024」はいよいよ10日後に迫りました。第1部のプロローグコンサートも全部がとても楽しみですし、第2部のレクチャーコンサートも順調に準備中、そして第3部もますます興奮が高まってきました。当日はどうぞお楽しみに!!