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休養の日々

暑い夏が続いております。今朝は首都圏で広い範囲の停電があったということで、直接は巻き込まれませんでしたが、何が起こるかホントにわからないものです。

さてさて、まだ最終ラウンドへ向けて頑張っているピアノっ子たちの戦いは必ずしも終わっていませんが、それにしても真夏の練習はきついですよね。

私個人的には、実は目下大きな意味での休養の時期としています。ピアノ弾きというもの、元来、長〜い休暇というのを取りたがらない性格を持っています。それは、1日の練習を怠り、3日の練習を怠ったりしているとあとで回ってくるツケが怖いからだと思うのですが、それにしても長いあいだ何もしないでいることはできないという演奏家は多いと思います。でも、世の中の他の人たちは、よく見回してみると皆けっこう旅行へ行ったり遊びに行ったりして、息を抜いて楽しそうにやっているのですよね。自分に余裕が少し出てくると、「よくそんな時間があるなあ」と思っていたこと自体がおかしく見えてくるものですが、でも、こう思えたのは10年ぶりくらいなような…。

「普通の生活」をしたい、と以前書いたこともありますが、例えば普通にスポーツのために使う時間、またやりたいと思っていたのに忙しくてできなかったいろんな勉強のための時間、それから、昨年の肋骨ヒビ入れ(1ヶ月間安静=演奏会しながら)のハプニング以来なぜか1年以上も続いている背中の慢性的な痛み(おそらく“凝り”から来ていると思うのだが…)を完治させたいなど、念願していた生活がいま少しだけ実現しかかっています。ただ、まだ体の方は痛いことは痛いのですが…。(実はとても痛い…。やばいのではないか。)

いろんな新しいアイデアや企画は方々から出てきていますが、このうちのいくつかが実現に向けていったん走り出すと、たぶん止まらないほどすぐに忙しくなります。だから、それをいつも思っていて、どんなに目先に暇な時間があったとしても、そうなる前にやっておかなければならないことを冷静に考えて毎日を過ごさなくてはいけないと思っています。

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