昨日14:30開演の埼玉会館小ホールでのピアノのコンサートはお陰様で無事に終了しました。
埼玉県福祉部の障害者福祉推進課が主催する入場無料のコンサートで、今年は私がピアノソロのコンサートで抜擢されて単独のステージ(90分)を任されました。


400名の定員でそれ以上の応募があったということで満員が予想されたため、開場時間を15分ほど繰り上げ13:45にはすでに入口に並んでいた多くのお客様が会場に入られました。

コンサートはピアノ演奏の合間に何度もお喋りを挟みながら、私にとっても楽しい演奏会となりました。というのは、演奏にもトークにもお客様の反応がすごく嬉しくて、お話を真剣に聞いてくださっている感じや、演奏曲や話の内容に興味を持ってくださるのがわかったからです。気持ち良く進めることができました。
昨日はバリアフリーということで、障害を持つお客様への配慮もさまざまな試みがなされていました。トークの際にはステージ上で手話通訳などもあって、いつもより話すスピードに気をつけなければいけないな…と思いつつ、ほとんどいつもの早口になってしまったかもしれません。そこはまだ修行が足りなかったですね。
あとは、実はこのホールへ来たのは(弾くのも)私は初めてで、リハーサル時にホールがピアノの音の響きを助けてくれる手応えが感じられなくて少々戸惑いました。第一印象として、自分が出すピアノの音が客席でどのように聴こえているかが想像しづらい空間ではあったのです。
でも自分が心配していたよりはきちんと音は届いていたのかもしれません。最後が近づくにつれて大きな拍手を頂けたのは嬉しかったです。私は話が長くなりすぎる傾向があるのでそれを気にしていたのですが、最後までプログラムが進んだ時に予定の公演時間を全然オーバーしていなかったのでアンコールも2曲弾かせていただきました。
昨日は聴衆の方たちの雰囲気がとても素晴らしかったです。 今回コンサートに携わった埼玉県の関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。