ちょうどピアノ発表会を2日前に終えたところです。
私は今まで「お邪魔」程度で関わってきたつもりですが(ゆかり門下生がメインだったので)、これからはもっと積極的に関わって良いイベントにしたいという気持ちが強くなってきました。
気がつくと今回はデジカメで写真を撮るのをすっかり忘れていましたので、楽しいものをお見せすることができなくて残念です。
皆さん、それぞれの大舞台を終えて、ホッと一息ついたところでしょうか。
さて仕事の話に戻ると、来月号の雑誌に載ることになっているハノンの練習法に関する4000字の原稿締切りが6日後に迫っていることを思い出し、しかもまだ1行も書き始めていないことに気がつきました。(うわー。) でもこうしてブログを書いている暇があるのだから、たぶん大丈夫でしょう。今日から始めることにします。
とはいえ、今朝メールを開くとカプースチン氏からさっそく「第2回目の校正はいつですかぁ?」と妙に元気のいいメールが入っていて、嬉しいことは嬉しいのだけど、だってまだこれから浄書があって、その後に私が全体チェックをしてもう一度浄書屋さんに出してから届けることになるから、どんなに早くてもあと1ヶ月以上はかかるのですけどね。それに、まだ構成その他に関して検討中の部分もありますし…。2冊分ですから大変です。
来週、ハノンに関してさらに発展した私の考えをもとにして行なう公開講座が一つあるので、これに平行してハノンの原稿を書こうと思っています。いろんなピアノ学習者たちと話していて、ハノンについては本当に誤解されていることが多いと感じました。多くのピアニストたちがハノンについて違う意見を持っていたり、それぞれ個別の経験や考えを語るのをよく聞くと思うのですが、学習者にとってはそのまま受け取っていい部分と参考にできない部分が実際にはあって、この辺を明らかにしていく必要があると思うのです。
そういえば来月に弾くカプースチンの2台ピアノの”Manteca”もそろそろ練習して合わせもしなくてはなりません。相棒のピアニストは、最近本番でベートーヴェンのコンチェルトやらペトルーシュカやらを弾いて忙しく活躍しているのでカプースチンをチョロっと弾くには有り余るほどのエネルギーを持っているだろうから心配していませんが、とにかく合わせの時間がお互いに取れない。この先どうなるのか…。でもまだ1ヶ月もあるからいいか。(ないか。)
というわけで、ここのところハノンとカプースチンを両立する生活を余儀なくされています。
ハノンの話はまた明日ということで。