イープラスが主催している「スタクラフェス」(Stand Up! Classic Festival)に紀平凱成(きひらかいる)君が出演するというので、昨日は横浜赤レンガ倉庫特設会場へ行ってきました!

2日間にわたっての野外コンサートによるイベントで、著名なクラシックのアーティストが次々にいろんなステージに現れます。藤田真央君なども一昨日のほうに出演していたようですが、昨日の私たちが訪れたのは2日目の18:30開始の最後のコンサートで、出演は順番にピアノの紀平凱成君、サックスの上野耕平さん、ピアノの反田恭平さん、ヴァイオリンの五嶋龍さんというメンバーでした。
紀平君はカプースチンのプレリュード11番と24番、それに自作の「Winds send Love」を演奏しましたが、会場は大きく盛り上がりました。
他の演奏者たちはけっこう意外な選曲で、サックスの上野さんはミヨーのスカラムーシュ、反田さんはチャイコフスキーの2番のコンチェルト第3楽章より、五嶋龍さんはブルッフの協奏曲(全楽章)というものでした。
まあ野外のコンサートですので、通常のホールで聴くような音色は聴くことができませんが、このようなイベントでは他の面でのメリットも大きいでしょう。現在活躍中のアーティストが多く出演していることも話題性があって良いなと思いました。昨日のコンサートでは、総合司会をしていた松下奈緒さんが紀平君と曲目の紹介をしていましたが、「紀平さんは超絶技巧のカプースチンを~~」などを言っているのを聴いて、そう言えば松下奈緒さんがカプースチンを生で弾くのを私は聴いたことがあったな、などということも思い出したりしました。
このようなイベントへ足を運ぶことはもちろん珍しいのですが、クラシックの野外コンサートに多くの人が集まっているのを見るのは嬉しかったです。
さて、紀平君は来月はいよいよCDデビューもします(今回のイベントで先行発売していましたが)。現在さらに経験を増やして修行中というところですが、彼の作曲の能力にはすごいセンスがあると思いますし、カプースチンを軽々と弾くことにも驚かれる人も多いのではないでしょうか。今後の活躍が楽しみです。
紀平凱成公式サイト