先日ブログでも書いていた紀平君のピアノソロのコンサートが一昨日、浜離宮朝日ホールでの2回公演が無事に終了しました!


私も会場へ行ってまいりました。現在はホールではまだ50%しか一度にお客さんを入れることができず、聴衆は両隣を1席ずつ空けて座る形での公演ですので、アーティストは2回公演を行うという、およそクラシックの世界では型破りなリサイタルの形式ですが、そのように演奏会を敢行する演奏家も増えてきました。今のところはこれでも仕方ありませんね。ただ、こんな形がスタンダードになるのは勘弁で、一日も早く100%が当たり前という姿に戻ってほしいですが…。
紀平凱成(カイル)君は、ほぼ自作曲とカプースチンの作品のみで約1時間にアンコール曲も。演奏するほうとしてはハードなプログラムだったと思いますが、聴衆にはバラエティに富んだ彼独特の魅力の詰まったステージが満喫できたことでしょう。作曲の才能はかなりすごいのではないでしょうか。昨日の凱成君はアーティスト魂が炸裂していたと思います。やはり音楽に対する集中力も人並みではないものがありますね。

リハーサルの様子

昼公演の終了後、着替えて1枚
50%の客入れでの公演とは言え、特に問題もなく普通にコンサートができる状況になったのを見て(私自身、コロナ発生以降にクラシック演奏会に足を運ぶのは初めてだった)まずは一安心しました。聴衆も皆さん満足して帰られたようで良かったです。