カプースチンの室内楽作品集の第1弾ということで2010年に出した私のCDの録音風景の映像が出てきました。さっそくYoutubeにアップしてくださったので、下にURLを置いておきました。
https://www.youtube.com/watch?v=K0eJc762IW8
https://www.youtube.com/watch?v=6_v5D2zu0TA
https://www.youtube.com/watch?v=8WBO3WFY_IA
すべてカプースチン作品で、「フルートとピアノのためのソナタ 作品125」と「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 作品70」と「シンフォニエッタ 作品49」(連弾)です。フルート・ソナタは自分でも久しぶりに聴きましたが、懐かしい…(つまり、その後まったく弾いていない?!)というか、本当に良い曲ですね。終楽章のコーダが病みつきになります。
レコーディングの時にカメラを回していたもので、たぶんどの曲もテイク1(一番最初の録音セッション)の映像からの抜粋だと思います。なので、実際にはこのあと何度も演奏してテイクを重ねていったわけです。だから実際のCD音源とは違う演奏です。
また、抜粋ということですべての楽章が入っていない曲(「シンフォニエッタ」)もありますし、例えばフルートソナタは1→3→2→4楽章の順番に入っています。でも実際の録音時の演奏ということでは十分に楽しめると思います。
カプースチンの室内楽作品には未知の世界がたくさん眠っている気がします。世界初演として一度だけ演奏されただけでほとんどまだ知られていない名曲もたくさんあります。ピアノ協奏曲の再演も望まれていますし、まだまだこれからですね。
私自身がこれらの映像を観ただけでまたモチベーションが上がってきました。