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カプースチン5番、日本初演、無事果たしました!

昨日は、日本センチュリー交響楽団の第230回定期演奏会にカプースチンのピアノ協奏曲第5番のソリストとして共演しました。

日本センチュリー交響楽団の練習場の近くに見つけたポスター

ここへ練習とオケ合わせのために3日間通いつめましたが、素晴らしい数日間を過ごさせていただきました。
「新曲」であり、「難曲」であり、「名曲」でもあるという三拍子そろった誰も聴いたことのないこの大作をゼロから作り上げるために、オーケストラとの合わせに費やした時間は合計3時間ほどでしょうか。それで昨日のあのクオリティの演奏です。これを聞いて驚かれる人もいるかと思います。
とにかく、今回は私も3日前に大阪入りをして、飯森範親さん指揮によるカプースチンの協奏曲の合わせ練習に参加しました。実際には本番前日の時点でCDのためのレコーディングも一応終えたので、初めて合わせてから2日後にはもうレコーディングに見合うクオリティまで持って行ったわけです。それにはマエストロ飯森の力量によるところも大きかったと思います。

演奏会の前日にはレコーディングセッションも終えて昨日の本番に望んだわけですが、本当に濃厚な数日間でした。なにより、このカプースチンのコンチェルトの素晴らしさには私自身が感動しています。昨日は聴衆の中には聴いていて涙を流したという人が何人もいたようです。これほどの作品がこれまで演奏されなかったことは驚きと言えば驚きです。

とにかく、カプースチンのピアノ協奏曲第5番の日本初演は、大阪のシンフォニーホールで大成功のもと終えることができました。私の知人関係だけでも、東京からも、そして遠くは北海道や九州からも駆けつけてくれました。

何よりも、昨日の本番を成功に導いてくれた日本センチュリー交響楽団の奏者の皆さん、スタッフの皆さん、レコーディングスタッフの皆さん、ホールスタッフの皆さん、ほか聴衆の皆さんや大勢の人に助けられました。

と、このブログを書いていた今、なんとマエストロ飯森から電話がありました!!ビックリ(笑)。とにかく昨日の本番は大反響だったということで本当に嬉しいです。

皆様、本当にありがとうございました!!

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