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F. デュプレとカプースチン


フランク・デュプレのことはこのブログでも何度も紹介しましたが、最近も彼はヨーロッパのあちこちのコンサートでカプースチンのピアノ協奏曲を弾いているようです。もう今や彼は世界でも著名な「カプースチン弾き」と言って良いでしょう。

特にピアノ協奏曲は『第4番』と『第5番』はもう何度も何度も弾いているようです。… (続きを読む)

カプースチンからの手紙[第9回]

[2005年6月19日]
「親愛なるマサヒロ!
もちろん『ユーモレスク』というタイトルには「ユーモア(諧謔)」という意味がありますよ。でもユーモアといえば、他のタイトルの『10のバガテル』のほうが顕著だな。この作品はそう呼ぶにはとても難しいばかりでなく、あまりにも長すぎる。

おそらく日本のアマチュアピアニ

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カプースチンからの手紙[第8回]

[2005年4月18日]
「親愛なるマサヒロ!
私の左目は文字を読むのはまだ無理です。これがちゃんと見えるようになったら、右目も手術することに同意しようと思っているのだが。どちらにせよ私は6月にはダーチャへ行くよ。そこで新しいピアノ・トリオ(クラシックの様式)のためのいくつかの楽章を書いてしまわなければ

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