カプースチンからの手紙[第6回]
[2004年12月21日]

… (続きを読む)「なんと2つの出版社(全音とA-ram)がまったく同じ作品を出版するなんて、私は困惑してしまいますよ。つい最近ロンドン(の出版社)から受け取った楽譜は作品28、36、40、41、59、そして作品100でした。『バガテル』なんて、マルク=アンドレがその中の2分に満たない曲を1
ピアニスト川上昌裕の日常:ブログ、CD、メディア情報
[2004年12月21日]
… (続きを読む)「なんと2つの出版社(全音とA-ram)がまったく同じ作品を出版するなんて、私は困惑してしまいますよ。つい最近ロンドン(の出版社)から受け取った楽譜は作品28、36、40、41、59、そして作品100でした。『バガテル』なんて、マルク=アンドレがその中の2分に満たない曲を1
[2004年9月3日]
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「もちろん、『フィナーレ』(第8番)の第2テーマはまだ『第2番』が存在していなかった時に作曲されたものだよ。でもここでの焦点は、聴取者にはその反対だと思ってもらわなければいけないということ、つまり、第2番のエチュードのメロディが『フィナーレ』で再び使われたというふうに。
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前回のカプースチンのメールからの続きです。
ダーチャから自宅に戻って来たあたりを見計らって書いておいた私のメールの質問に、彼からの返信が送られてきました。ちょうど1ヶ月余り経っていましたが、きちんと46個の質問すべてに丁寧に答えてくれました。
以下はそのメールの続きです。
[2004年8月15日]
… (続きを読む)「~前文