「変奏曲」作品41の校訂についての補足
全音版「ピアノ作品集」第1巻の中の「変奏曲」作品41ですが、この曲はこの版では1985年に出版されたMuzyka初版を底本にしています。実はこの曲にはロシアでその後に出版されたと思われる異版があり、これは初版の単純なリプリントに見えながらも写譜ミスの多い楽譜です。最初、私自身もこの楽譜の方を用いてい… (続きを読む)
ピアニスト川上昌裕の日常:ブログ、CD、メディア情報
全音版「ピアノ作品集」第1巻の中の「変奏曲」作品41ですが、この曲はこの版では1985年に出版されたMuzyka初版を底本にしています。実はこの曲にはロシアでその後に出版されたと思われる異版があり、これは初版の単純なリプリントに見えながらも写譜ミスの多い楽譜です。最初、私自身もこの楽譜の方を用いてい… (続きを読む)
作曲家自身が具体的にどのように楽譜を監修したか、ということについて書いておきたいと思います。
今回は昨年に引き続き再び2冊同時に編集・出版したわけですが、まず最初に底本を決めた上でそれに運指の書きこみをお願いしました。(2月) それと同時に、作曲家自身がこの200頁ほどの楽譜の原稿すべてに目を通し、気… (続きを読む)
今月、「21世紀へのチェルニー」という本が発刊されました。著者は、音楽、特にピアノに関する著述や取材で活躍される山本美芽さんです。チェルニーの練習曲は、日本でのピアノ教育の現場ではほとんど機械的に使われ続けていますが、この習慣に一石を投じるという試みです。確かに、チェルニーの教本は異常とも思える普及… (続きを読む)