カプースチンとショパンの関係
カプースチンがショパンについて語ったことがあったかな~?と考えてみると、クラシック音楽をすべて熟知しているカプースチンですが、意外にもロマン派の作曲家に対する言及は少なかったことに思い至りました。
私は生前のカプースチンと何百通というメールのやり取り、そして実際にも何度もお会いしてお話をしましたが、そ… (続きを読む)
ピアニスト川上昌裕の日常:ブログ、CD、メディア情報
カプースチンがショパンについて語ったことがあったかな~?と考えてみると、クラシック音楽をすべて熟知しているカプースチンですが、意外にもロマン派の作曲家に対する言及は少なかったことに思い至りました。
私は生前のカプースチンと何百通というメールのやり取り、そして実際にも何度もお会いしてお話をしましたが、そ… (続きを読む)
楽器としての「ピアノ」は、19世紀の最初頃からほぼ現代の人が聴いても申し分ないほど発達していたことは、今も楽譜のとおりに演奏されるショパンを聴いて私たちが熱狂できることでもわかります。それ以前の時代のものは例えば古楽器で演奏することで楽しむこともできるでしょうし、バロック音楽まで遡ると、その時代のス… (続きを読む)
先日からブログで「演奏にはInterpretation(解釈)が大事だ」という話をしていましたが、同時に表現力を身につけることも大事です。もちろん解釈がなければ表現も生まれないわけですが、多くの人を感動に巻き込む演奏ができるまでには一定の修行が必要だとは思います。
さてショパンコンクールは昨日ちょうど… (続きを読む)